長良川の堤防道路を川上に向かって逆上りました。
桑名まで行って伊勢大橋から揖斐長良川の中州道路を走りました。左揖斐川,右長良川の真ん中を走る快適道路です。途中の堤で一休みし,近鉄電車とツーショットしました。
中州道路の終点は木曽三川公園の展望タワーです。治水神社はお祭りのような催し物があり,いつもとちがってたいへんな人出でした。
三川公園からは県道23号線で長良川左岸を北上します。長い堤防道路はゆったりと下気持ちでクルージングできます。
河川敷には整備された自転車ロードがあり,ロードバイクがサイクリングを競い合っていました。また,自動車道に沿うかたちのサイクリングロードも整備されていて,こちらは悠々と流す自転車に出会いました。
「自転車もやってみたいなあ」
移り気なわたしの虫が体の奥から沸いてきました。ロードバイクで気合いを入れて走るなんてことまでは考えていませんが,中近距離を自転車で流すのもいいなと思いました。
長良川を逆上っていくと岐阜市に行き着きます。途中に墨俣城があります。秀吉が一夜で築いたことで有名になった一夜城です。
もちろん最近建設された“レプリカ”です。立派できれいなお城ですが,実際はこんなちゃんとした城ではなかったと聞いていますが,どうなんでしょう。
岐阜市街の北に鎮座する小高い山が金華山です。その頂上に岐阜城が建てられています。
岐阜城は,織田信長が斎藤龍興から奪取した土地に建立し,天下統一の本拠地とした城です。「岐阜」という地名もこのときに生まれました。
岐阜からは関市を経由して木曽川へ。鵜沼から犬山に入り,尾張パークウェイを通って入鹿池に行きました。尾張パークウェイは,数年前に無料になった自動車専用道路です。沿線には犬山遊園,明治村,リトルワールドなどいろいろなテーマパークがあります。
入鹿池はワカサギ釣りの季節に行くと釣り客のボートで池面が埋め尽くされています。今日は池面に浮かぶボートはほとんどなく,静かでした。
池を隔てた森の中に見える,時代を感じさせる建物は明治村の建物です。散策している人が何人か遠目に見えました。わたしはもう30年近く入ったことがありません。どんなにか様変わりしていることでしょうか。
3時までには名古屋に帰りたかったので,小牧東ICから高速に入って帰ってきました。中央道から東名,名二環と乗り継いで鳴海ICまで,30分とかかりません。高速道路は本当に早い,改めて実感しました。渋滞しなければ・・・,ですけれど。
走行距離182kmでした。