3月27日(土)京都 東寺,三十三間堂に行きました。

 東寺の立体曼荼羅を見たかったのです。 

 伊勢湾岸自動車道から新名神を経由して京都東ICまで,通行料金は3050円でした。ICの出口では「ETCゲート」に長蛇の列,「一般ゲート」から流出する車両は私のバイク一台でした。みんな1000円なんですね。 

 それはともかく,高速では寒さが身にこたえました。走りながら「以前はこんなに軟弱じゃなかったのに」と,痩せたことも寒さに弱くなった原因の一つなんでしょうか。 
 時速110㎞を越えるとぐんと寒さが増してきます。快適なツーリングが忍耐の修行に一変してしまいます。さらに四日市JCTの手前から大渋滞が発生しました。申し訳ないと思いながらも,すり抜けと路肩走行をつかって走らせていただきました。そんなこんなで大津SAで休憩したときは寒さと緊張でけっこう疲れていました。 

 

 「すごく混んでましたね。ここで待ち合わせなんだけれど,遅れたかな。」 
と,声をかけてくれたのは,FZ-1のお兄さん。

 
 京都東ICで下りて,国道1号線で「東寺」へ。五重塔が遠くからでもよくわかり,初めてでもすんなりと行けました。 

 

 東寺は空海のお寺です。真言密教の根本道場,曼荼羅の世界がここに展開されます。

 

 空海,曼荼羅,密教については,もっともっと勉強したいと思っています。

 

 そのあと,三十三間堂に行きました。小学生の頃だったと思いますが,父親に連れてきてもらったことを覚えています。

 元気なときの父親は,わたしの中ではみな同じ顔をしています。とてもいい顔をしています。

 

 帰りは国道1号線で四日市まで,それから23号線で名古屋までと,高速をつかわずに走りました。大津から栗東を過ぎるまで市街地が続きます。渋滞も頻繁に発生し決して走りやすいとはいえません。その後は走りやすい道が続きますが,鈴鹿峠付近では寒さをこらえながらの快走という案配になります。 
  
 帰路は高速をつかわなかったので,通行料は0円でした。朝8時に出発し,7時半過ぎに帰りました。走行距離は297.6キロメートルでした。