6月1日(火)木曽三川公園・養老天命反転地

  養老天命反転地に行ってきました。今日は先週の土曜日に行われた運動会の振替休日でした。 
 養老までは国道23号線で桑名まで行き,国道1号線の伊勢大橋から木曽川と揖斐川の間にはさまれた「桑名海津線」を走り,木曽三川公園まで行きました。「桑名海津線」は両側に大河を見渡せる気持ちのいい県道です。 

 小中学校の遠足・社会見学の時期から外れているのか,木曽三川公園は閑散としていました。季節的には悪くない時期だと思うのですが,なぜでしょうか。「社会か」のカリキュラムのせいでしょうか,今は運動会などの行事で忙しい時期だからでしょうか。こんなに空いているのなら,この時期に来るのも悪くないと思いました。 

 治水神社の境内までちょっとした成り行きでバイクで入ってしまいました。受付のなかにいた神主さんが少し不愉快な表情を見せたような気がします。ばつが悪かったので,気がつかないふりをして,そそくさと退出しました。ごめんなさい。

  国道258号線沿いにある道の駅「月見の里南濃」で足湯に入りました。時間があればもっとゆっくり入って足湯を堪能したかったのですが,10分ほどで出てきました。残念でした。足湯といえば,修学旅行の引率でいったときに入った京都の聖護院御殿荘の足湯が忘れられません。あのときのようにゆっくり時間をかけて入れば,体全体が爽快になるだろうと思います。

 コーディノロジストの荒川修作さん(5月19日にご逝去されました)とパートナーのマドリン・ギンズさんの構想を実現した実験的なアートプロジェクト,・・・と,案内には謳われていました。 
 「死」を前提とした消極的な生き方を改め,死へ至る「宿命(天命)」を反転することを使命としている・・・そうです。 

  どうして天命(死ぬべき体)を反転できるのか,よくわかりませんが。「水平垂直を極力排除し,複数の人工的な地平線を配するなど,人間のもつ平衡感覚や遠近感に揺さぶりをかける仕掛けが施されて」いるということでした。 

  つまり,「ななめ」のところばっかりで,歩きにくいし,滑りやすいことこのうえないところでした。転びそうになってあわや大けがという瞬間もありました。よそ事を考えていて,あたまをぶつけていたい思いもしました。 

 つまり,「ななめ」のところばっかりで,歩きにくいし,滑りやすいことこのうえないところでした。転びそうになってあわや大けがという瞬間もありました。よそ事を考えていて,あたまをぶつけていたい思いもしました。 
 いろいろ細かい注文もあるようで(「養老天命反転地:使用法」がしおりにのっています),天命を反転し「死なないからだ」になるのは容易なことではないようです。