とりあえずの目的地は道の駅「潮見坂」の足湯でした。
「この湯って,どこから流れてるの?」
足湯の底を見てもどこにも出水口がありません。
「この岩を温めてるんじゃないの」
真実はわかりませんでしたが,岩を熱してその熱で湯を温めているのだと結論づけました。
初めたまたま入った場所は熱源にいちばん遠いところでした。場所をひとつずれるだけで温かさがかなり違うことにしばらくして気づきました。せっかくならいちばん熱い場所に入ってみようと,場所が空くのを待って移動しました。
「ほんとに熱い,長時間は我慢できない」
小さな足湯でしたが,ぬる湯好きから熱々まで幅広い好みをカバーできる足湯でした。
目の前は潮見坂バイパスが走り,その向こうに太平洋がひろがります。車好きの人や景色を楽しみたい人も十分満足できる足湯です。
潮見坂からは浜名バイパスを通って弁天島,浜名湖大橋,舘山寺と,浜名湖の湖東を回り,細江から三ヶ日と奥浜名湖へも足を伸ばしました。
日差しは暖かく,風もほとんど吹きませんでした。何度も浜名湖を訪れましたが,こんな穏やかな鏡面状態の湖面を見るのは初めてです。
そのあとは,国道301号線で県境・宇利峠を越え,新城市でうどんを食べました。なかなかおしゃれなうどん屋でした。
帰路は本宮山経由の301,という計画でしたが,何と301号線が土砂災害で通行止め,やむなく豊川・1号線まわりで帰ってきました。