入鹿池と明治村
東名高速を小牧東ICで出て入鹿池へ,入鹿池ではワカサギ釣りがまっさかりでした。たくさんのボートが池を埋め尽くしています。ワカサギ釣りのボートはほとんど動きません。それが,公園のアベックのボートとの大きな違いです。池の向こうには明治村の展示施設がいくつか見えました。
日本モンキーパークの若い太陽の塔
入鹿池からは,尾張パークウェイを通って日本モンキーパーク,犬山成田山へ行きました。日本モンキーパークには知る人ぞ知る「若い太陽の塔」があります。故岡本太郎さんが大阪万博の前年に制作したもので、日本モンキーパークに建てられた塔です。レプリカとかパクリものとかいった怪しげなものではありません。いってみれば,大阪万博の太陽の塔のお兄ちゃんです。
木曽川の堤防道路を下る
犬山からは木曽川沿いに川を下り,一宮のツインタワーにいきました。
一宮ツインアーチ138
ツインタワーは高さ138m,「いちのみや」にちなんだ高さです。展望台への料金500円を払って上にあがりました。
快晴の青空の下濃尾平野が一望の下美しく広がっていました。南には名古屋駅前のツインタアーチがくっきり見え,北を見れば岐阜の金華山,そしてそのずっと遠方には雪をかぶった御嶽山が起立していました。足元は木曽川のゆったりした流れが見え,文字どおり絵はがきのような景色でした。
展望台の高さは100mです。展望台のソファーに腰をおろして一休みしていたときにゆっくり,微かに揺れているのにびっくりしました。じっとして,神経を集中しなければ感じられないぐらいの揺れです。出も,確かに揺れていました。ひとりで行ったので誰にも確認するすべはありませんでしたが,見ず知らずの人に,「揺れてますよね」と,声をかけたくなりました。たぶん揺れることによって衝撃を吸収する構造なんだと思います。
清洲城
そのあとは国道21号線を名古屋方面に南下して,清洲城にいきました。清洲城は織田信長の天下取りの出発点として有名なお城です。近くに新幹線や名二環といった幹線路線が走っていて,車窓から何度も見ていましたが今まで一度も行ったことがありませんでした。
現在の清洲城天守閣は,平成元年に清洲城跡に再建された模擬天守で,歴史的な価値はありませんが,きれいな天守閣で今までも気にはなっていて一度は行ってみたいと思っていました。