3月30日(月)茶臼山には雪があった。

 昼過ぎからちょっとだけ走ろうと思って出かけたらずいぶん遠くまで行ってしまいました。茶臼山には何度も行ったことがありますが,3月に行ったのは初めてだったかもしれません。路上に雪が積もっていてびっくりしました。 

  走り始めたときは,豊田市の山道を一回りして,すぐ帰ってこようと思っていました。ポカポカ陽気で走っていて寒さを感じるどころか,日差しを受け続けていると汗ばんでしまうぐらいでした。

 豊田市のトヨタスタジアム前の河川敷公園では春の散歩をたくさんの人が楽しんでいました。サクラもずいぶん咲き始めたので,きれいな桜並木でもあればラッキーと思い,153号線を感鉢,足助方面に向けて走りました。 


  ところが,山に向かっていくとサクラの花はどんどん少なくなっていきます。足助や稲武では開花はまだほんのちょっとといったところでした。

 いつもクルマやバイクでいっぱいの「道の駅 どんぐりの里いなぶ」は閑散としていました。当然と言えば当然,今日は月曜日だから一般的な勤め人は働いています。バイクは自分のバイクを入れてたった6台でした。私の隣に止まったごっついバイクは,6気筒のスーパースポーツCBXでした。こんな日に休みだなんて,ひょっとしたら同業者だったかもしれません。 


 茶臼山は愛知県の最高峰で,標高1,415 mです。道路部分でも1,200 m超あります。

 山頂が県境なので半分は長野県です。

 気温表示は,午後3時で12℃でした。空気が澄んでいて爽やかですが,さほど寒いという感じはしませんでした。

 それでも,さすがに茶臼山,山頂を右に見ながら峠を越えると,雪をかぶった道路が突然出てきました。 

 山頂道路から東を遠望すると,くっきりとした青い山並みが連なり,その奥に雪をかぶった南アルプスが悠々と広がっていました。風はほとんどなく,静かで落ち着いた雰囲気のなかに茶臼湖は満々と水を湛えていました。 

  茶臼山高原スキー場はシーズンオフになり,ほとんど誰もいませんでした。でも,雪だけはまだたくさん残っていました。まだ雪遊びができそうでしたが,勝手にやってはいけないのでしょう,たぶん。ゲレンデに入っているのは,“わたしひとり”でした。

  いつもは稲武に戻って、153号線で帰るのですが,今日は久しぶりに151号線で新城方面に降りることにしました。こちらのルートはタイトで長いワインディングが続きます。新城までほとんど山道といっていいでしょう。面白い道ですが,前に遅い車がいるとストレスを感じながら走ることになります。 

 151号線と建設中の新東名が交差するところに新しく道の駅ができました。「道の駅 もっくる新城」は3月21日オープンで,まさに誕生ほやほや,月曜日というのにずいぶん賑わっていました。マイミクさんの情報で知りました。 

 新城からは国道301号線で帰ってきました。途中,ネズミ取りのおまわりさんがいて目が覚めました。幸いゆっくり走るプリウス2台の後ろにいたので呼び止められることにはなりませんでした。301号線は信号がほとんどない快走路です。プリウスがいなかったら間違いなく捕まっていたでしょう。 

 スピードは気をつけなければなりません。