9月20日(日)開田高原・御嶽山

 朝6時15分に出発。

 朝早くなので体慣らしの意味もあって,高速を使わずに一般道路で北へ向かった。ちょっと動かして体を目覚めさせないといきなり高速では危ない。

 30分で瀬戸の山野田に着いた。瀬戸駅前にある自称「プチプチブル」に35分で,MAG道路の「せと品野IC」には40分で着いた。ここから高速。

 伊那ICまで高速で走って,3150円。ECTカードを出したら料金所のおじさんは,

「一般の処理でいいですか?」

「しょうがないですね。」

「ETC付いてれば1000円なのにね。これは大きいですよね。」

「ものがなくって付かなかったんですよ。」

 ETCって,これからどうなるんだろう。

 

 国道361号線を走って権兵衛トンネルへ。権兵衛峠をパスするこのトンネルの利便性は大きい。標高もある程度高く,ここからの景色もよかった。

 

 旧国道361なんだろうか,国道から離れて地蔵峠に向かった。峠道を上る直前に絶好の「御嶽ビューポイント」を見つけた。本日始めて出会う御嶽でもあった。

 

 

 地蔵峠展望台からの御嶽山。快晴の空にまさに威風堂々。

 このあと地蔵峠を越える。
 この後完全に勘違いしていたことが判明した。
 自分の頭の中の地図では下って国道361号に接続したところは,新地蔵トンネルを越えた先になっていた。峠道をパスするのがトンネルなのだから「そうであるはずだ」という思い込みもあったと。
 その思い込みにしたがって下り,361に出た。予定どおり高山方面へ左折。

 ところがしばらく走ると見たような風景が,「???}と思いながらも走り続けると「のりえの宿」という看板が。

 この看板はさっき見た,峠道に入る前に。「のりえの宿」が2つも3つもあるとは普通考えられない。何とか観光ホテルではなくって「のりえ」だし。

 「ここはさっき通った。」

 そのとき峠道に入る前に長いトンネルを通ったことを思い出した。あれが「新地蔵トンネル」かもしれない。
 結局「のりえの宿」とこのトンネルを2回通った。

 新地蔵トンネルを2回くぐって,九蔵峠へ。

 国道361号線は走りやすい道だった。適度な湾曲があり道幅も広い。路面もきれいで,なんといっても景色がいい。

 九蔵峠から見た御嶽山は快晴の空がよく似合っていた。

 カメラを持って訪れる人もいっぱいいた。

 開田高原を走り,御嶽山の北側「御嶽ブルーライン」から7合目の中の湯まで上った。中の湯は駐車場と十数台の車以外何もなかった。南側の田の原の賑わいとは大きな隔たりがある。純粋に登山者のための入り口なのである。

 中の湯から倉越パノラマラインで下山した。霊峰ラインとどっちにしようか迷ったが,「パノラマ」という名前と地図上で見る湾曲具合で決めた。

 でも,「パノラマ」というわりには展望はいまいちだった。

 下り初めてすぐのところの遠景が美しかったのと,乗鞍岳が遠くに望めるところが一カ所あったが,それ以外は木立に覆われ展望はほとんどない。

 路面はきれいで湾曲・傾斜ともに緩やかで走りやすかった。

 帰路は県道20号線,国道19号線,363号線,419号線,153号線,県道57号線と乗り継いで,すべて下道で帰ってきた。
 途中,中津川を越えたところにある根の上高原に寄った。

 避暑(ちょっと遅いか)に来ている人たちが少しばかりいただけで,閑散としていた。湖も釣りをしているボートが3艘だけ。湖面は鏡面状態。

 日本の風景にはやっぱりススキが似合う。

 岩村で5リットル給油して,自宅前で満タンにしたら17.23リットル入った。合計22.23リットル。走行距離が452.0キロメートル。

 燃費20.3は優秀!